その人の臭いというのは、誰にでもあります。洗濯洗剤の同じものを使っていても人によって違ってしまうのは、体のにおいが違うからです。体臭といわれているものは、ほとんどが汗からきます。汗だけではにおいがなく、そこにほこりや雑菌が混じり合うことでにおいが付きます。変なにおいになる人もいれば、まったくにおいがしない人もいます。汗腺や皮脂腺から分泌物が出て、そのまま空気に触れると酸化し始めます。汗をかいたらすぐに拭くというのは風邪の予防と、このにおいの原因にならないようにする効果があります。ワキガといわれる人はアポクリン腺から出る汗が多い人です。この部分のにおいはとても特徴があります。体臭とは違ったにおいがしてきます。汗をかいても清潔にしていれば、体臭をそんなに気にする必要はありません。汗が出たらすぐに拭いて、清潔な服を着ている人なら、においがすることもないからです。食事の内容や不衛生な生活をしているかどうかで、体臭にも影響があります。年齢も関係してきますので、そうした時には体臭予防のデオドラントの使用がいいでしょう。汗は体温調節をする大切な機能になります。汗をかかなくなってしまうと、体温がどん...
汗をかきやすいのが肥満の人です。脂肪が厚いためにやせている人よりも汗をかきやすくなっています。汗のにおいや体臭がきついと思われがちです。ダイエットによって体臭がきつくなるという人も出てきます。 しっかり運動をしながら健康的にやせているという人なら大丈夫でしょう。ダイエットをしていく上で食事制限ばかりに頼っているという人は、栄養素が足りない状態になってしまいます。 体の中に必要なたんぱく質や炭水化物といったエネルギーに変える物質が足りなくなってくると、体力を保存しようと、体はエネルギーを蓄えようとします。このため、残っている中性脂肪を脂肪酸に分解していくのです。 脂肪酸が増えてしまうと、汗とともに混じり合い、においの原因物質が分泌されます。これが体臭を悪臭に変えてしまうことになります。ダイエットをしていると水分も摂らない人がいます。 水分不足になってくると口の中が乾き、歯周病の原因になったり、口臭がしたりします。ダイエットをする時には食事をしっかり摂るようにしてください。急激な体重の変化によって、体が変化についていこうとします。 体臭や口臭もその一つです。ダイエットによる体臭の変化が起き...
子供からは変な体臭がしてきません。汗をたくさんかいているにもかかわらず、においがしないのは雑菌と汗が混じり合っていないからです。 大人になってくると、汗の分泌だけではなく、皮脂のにおいや、タバコのにおいといったほかのものと混じり合うことが多くなるために、体臭も強くなったように感じます。 特に汗をかきやすい部分になる、ワキや頭、足の裏などはにおいの原因になりやすくなっています。念入りに清潔にしなくてはいけない部分です。遺伝的なもので、汗のにおいが独特な人もいます。 全人口の数パーセントというとてもまれな体質の人もいます。こうした人が周りに気付かれないようにするためには、汗をかかないようにしたり、かいてしまってもすぐに拭くなど相当な注意が必要になってきます。 体臭は誰にでもありますが、においがしてもみんなに確認できるわけではありません。自分で対策方法をとっていくしかありません。何日も同じ服を着ていたり、お風呂に入らないということがないようにしましょう。 体臭はデリケートな問題になります。男性で気をつけるという人は少ないようですが、指摘される前に予防するようにしましょう。女性はマナーやエチケ...
汗や体の汚れを流さない状態で何日も不衛生にしていると、ひどいにおいがしてきます。体臭を感じさせない人というのは、毎日清潔にしている人になります。頭にも汗をかきます。しっかりと洗うようにしていきたいものです。こうした衛生面だけではなく、体臭にはストレスも関係しています。 ストレスを感じると、ホルモンとして知られているアドレナリンが大量に吹き出ます。アドレナリンは興奮作用がありますから、新陳代謝が活発になることで、活性酸素も分泌されます。活性酸素は体臭の過酸化脂質を増やしてしまいます。 過酸化脂質が増えてしまうと、体臭がしてきます。気にするあまりますますストレスになるということを繰り返してしまいます。ストレスをためないようにするには、たっぷり睡眠をとって体の成長ホルモンの働きを促すようにしましょう。疲れた体をゆっくり休めるということが大切になってきます。 ストレスは体調の変化に大きな影響を与えます。胃の調子が悪くなったり、口の中が渇くと口臭の原因にもなります。いつもと違う体臭を感じたら、体調の変化を気にするようにしてください。体臭を予防することも大切ですが、健康状態を知る目安にもなります。...
においが強い食べ物は基本的に口臭になりやすくなっています。納豆やカレーを食べたあとは、何を食べたか分かってしまうくらい、においがしてしまいます。こうした口臭は誰でも起こってしまうものです。歯茎に病気があるという人はもっとにおいが残ってしまいますが、あまり気にする必要のない口臭です。 口臭予防のために、においの強い食べ物を摂ったら、牛乳やレモン、梅干しが消臭効果を発揮します。レモンティーを飲んだり、お茶に梅干しを入れてもいいでしょう。食後に飲みたくなるコーヒーもそのまま口臭になってしまいます。特に缶コーヒーはにおいが残りやすくなります。ブラックコーヒーよりもミルクや甘いコーヒーの場合には、口中ににおいが広がります。食事のあとに口の中を一度すすいでから飲んだほうがおいしくコーヒーを飲むことができます。コーヒーはのどが乾きやすい飲み物です。あまり大量に飲まないほうがいい人もいます。薬を飲んでいる人は気を付けてください。唾液の分泌を抑える成分がコーヒーには入っています。苦いのが苦手という人は牛乳を入れるなどして工夫するといいでしょう。コーヒーが好きでたくさん飲む人は、ほかの飲み物で水分を補給...
歯磨きをしていないと口臭がしてきます。歯磨きをすると解消される場合には、何の心配もいりません。それでも口臭がしている気がするという人は、歯茎が腫れている可能性があります。歯茎に血や膿がたまり、出血があると口臭の原因になります。歯茎の腫れを抑えるには、歯ブラシでマッサージをして膿を出してください。腫れが解消されたら、口臭もしなくなります。においのきつい食べ物を食べた日は口臭が強くなります。これは誰でも同じです。ニラやニンニク、タマネギやアルコールなど、胃の中から発生されていますから、消化されるのを待ちましょう。においが気になる人はすぐに解消できる消臭ガムをかんでみてください。便秘や胃腸が悪いという人も口臭がすることがあります。体内に老廃物がそのまま残り、腐敗を始めていますから、口のほうにまでにおいがしてくるのです。乳酸菌や整腸剤で胃腸を整えることも必要になってきます。消化を助けるためにもよくかんで食べるようにしましょう。睡眠不足や体が疲れている時にも口臭がしてきます。体調が悪いというサインになりますから、ゆっくり休むようにしてください。体が疲れていると、歯の病気にもなりやすくなってきま...
空気が乾燥していたり、緊張が激しくなってくると口の中が乾燥してしまうことがあります。口の中の唾液が減少するからです。この乾燥はドライマウスと呼ばれます。ドライマウスになると、口臭がしてきます。話しづらくなったり、物を飲み込む時もつらいといったことになってしまいます。ドライマウスは、唾液が少なくなっていることで、口の中の細菌が増えやすい環境になってしまうことをいいます。これによって虫歯や歯周病の原因になります。鼻が詰まったり、アレルギーがある人は無意識で口呼吸をしています。口呼吸はドライマウスの原因になってしまいます。意識して鼻で呼吸をするようにしましょう。口臭の予防にもなります。のどが乾きやすい薬でもドライマウスになります。酔い止めの薬や鼻炎の薬などを飲んだ時には普段より多く水を飲むことで、ドライマウスの解消をしてください。毎日継続的に飲んでいる薬でのどが渇くという人で口臭が気になる人は唾液を増やすようにしましょう。入れ歯が原因になっていることもありますから、定期的に歯科医院の診察を受けたほうがいいでしょう。口呼吸によるドライマウスの危険性は近年問題になっています。口臭対策に呼吸にも...
口臭の一番の原因になっているのが、口内環境です。歯周病は、歯のトラブルだけではないのです。 口臭がしてくると不快な気分になります。自分だけではなく、周りの人にも迷惑になります。できるだけ口の中を清潔にしておくことが大切です。細菌が増えてくることで、口臭がしてきます。どんなに歯を磨かなくてもにおいがしない人もいます。 逆にしっかりケアをしていても口臭がするという人は、口の中が乾きやすくなっていたり、歯石がたまりやすい人かもしれません。歯石セットを使って歯の間にたまっている歯石をとるといいでしょう。 口の乾燥は、唾液が少なくなっている状態です。口臭の原因になってしまうのです。水分をたくさん摂るようにしたり、ガムをかんで唾液を出しやすくしましょう。しっかり噛んで食事をするとあごの筋肉が鍛えられ、唾液の分泌も増えます。 歯の間には隙間があります。食べカスを残さないように、デンタルフロスや歯間ブラシを使ってみましょう。さらにしっかりデンタルウォッシュでうがいをすると効果的です。舌に付いた汚れは舌苔です。 舌の汚れから口臭がしていることもありますから、舌もしっかり磨くようにしましょう。毎日する必要...
人に話すのが恥ずかしいような気がして、相談するのをためらってしまうのが痔の悩みですが、産後に痔の出血で悩んでいる女性は多いようです。産後に起こる痔は、妊娠中に肛門の静脈が子宮に圧迫されることで起こったうっ血が原因だと言われています。このうっ血により、内痔核ができやすくなります。 また、妊娠中は便秘になりやすいので切れ痔やいぼ痔になったり、強くいきむ分娩の際には脱肛を起こしてしまう場合もあります。産後、トイレでいきむと出血して痔が発覚するケースも度々あるようです。 産後、痔になってしまった多くの女性が悩むのが、トイレ時の患部からくる痛みや出血です。痔になった場合、お尻を清潔に保つことが非常に重要で、不潔な状態だと症状はどんどん悪くなり、なかなか治りません。妊娠中はとても痔になりやすいですが、産後は肛門の静脈が圧迫されなくなるので、痔の症状は改善されていきます。しかし、産後1~2ヶ月が過ぎても出血が続いたり、少しも痛みが解消されない時は、医師の診察を受けましょう。 [PR] 痔の治療薬 ...
赤ちゃんを妊娠してから産後にかけて、痔を経験した女性の割合は50%を超えると言われています。痔の症状はあまり人に相談できない病気なので、産後、痔の痛みに悩む女性はたくさんいます。痔を発症してしまったときには、出産した産婦人科に足を運びましょう。産婦人科に行けば、赤ちゃんに悪い影響を与えないラキソベロン(水薬)、プルセニド(錠剤)などの薬を処方してもらえます。食生活の面では、なるべく食物繊維が多く含まれた食品を食べたり、しっかり朝食を食べて排便のリズムを調えましょう。適度な運動を取り入れることで便秘の予防になりますし、悪い生活習慣を見直し改善していけば痔の症状も良くなっていくでしょう。一般的に、産後には妊娠中に起こる、子宮による肛門への圧迫が無くなるので痔は少しずつ改善されていきますが、産後1ヶ月程度は患部に薬を塗って様子を見るようにしましょう。しかし、分娩の際に強くいきんだせいで飛び散ってしまった脱肛は、自然に治ることはほとんどありません。強い痛みがあったり、指で押しても戻らない場合は肛門科で診察を受けましょう。また、痔の症状がひどいときには、外科処置を施さなければならないケースもあ...
産後には、剥がれ落ちた胎盤や分泌物、血液などが混ざりあった悪露と呼ばれるものが体外に排出されます。この出血の量はしだいに少なくなっていき、一ヶ月検診の頃にはおりもののような白い色に変わり、あまり気にならなくなります。悪露の出血が続く期間は、体内にばい菌が入ったり感染症を起こさないために、トイレでは毎回清浄綿を使って消毒しなければいけません。赤い出血は、産後2~3日ほど続き、それ以降は茶褐色に変化していきます。しかし、1週間以上経っても赤い出血が続いてしまう場合は、子宮の回復が遅れる「子宮復古不全」を引き起こしている恐れがあります。 産婦人科で医師の診察を受け、子宮の回復が遅れていると診断された場合、子宮を収縮させる働きがある内服薬を用いて治療を行ないます。また、子宮収縮剤の治療を行なっても症状に変化が見られないときには、外科的な処置が施される場合もあります。産後の出血が続くケースの治療法には、漢方薬を用いることもあります。漢方薬を使って、子宮の回復の手助けをしていくのです。産後の女性は、慣れない子育てやホルモンの乱れなどが原因で、肉体的にも精神的にも不安定な状態となっています。出血の...