花粉症治療に要する費用について説明しています
花粉症は花粉が鼻や目の粘膜に付着し引き起こされる症状です。スギ、ヒノキは大体2~5月、イネ科は6~8月、ブタクサは8~10月といった具合ですから、最低でも数か月つきあわなければならずその間の治療費がかさみます。花粉症を医療機関で受診する場合、初診の場合まずアレルゲン検査を受けます。これはアレルギーを引き起こす元になるもの(抗原)を調べます。この検査にかかる費用は大体3,000円~7,000円位で、検査項目数で金額は違ってきます。その後は症状によって違いますがワンシーズンで2、3回の受診として10,000円位になります。次の年からは追加検査を行わなければもう少し抑えられます。保険のきかない治療をすれば高額になり100000円を超えることもあります。
花粉症の場合、治療代の他にもマスクなどの消耗品などにも出費がかさみ、いまや花粉症関連は一大マーケットですからいろいろ試している人も多くいます。例えば、ドライハーブは人気帯で3,000円/100g位ですが品質も価格も様々です。漢方薬を試している人もいます。こちらは保険が利く和漢診療科でしたら比較的費用を抑えられます。花粉症は治療費にしても消耗品などのその他費用にしても軽いうちに治療を開始した方が費用を抑えることができますから、早めに診察を受けるのが得策です。また1年間(1/1~12/31)の医療費が100,000円を超えると医療費控除が受けられるので領収書はしっかり保管して下さい。
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