青色申告で65万円を控除！について説明しています
白色申告から青色申告に変更する人、副業の収入が増えたので今年初めて青色申告をする方は注意が必要です。
まず、青色申告を行うには、先に税務署に知らせておく必要があります。いきなり青色申告をすることはできないのです。
青色申告の申請は、開業してから1ヶ月以内と言われていますが、副業としての収入が少ないうちは白色申告で問題ありません。
徐々に収入が増え、そろそろ青色申告が必要になってきたなと思った頃に個人事業の開業届を出すのがいいでしょう。
青色申告を行う場合、その年の3月15日までに税務署へ申請する必要があります。なので青色申告をしようと思っている時期の約1年前には税務署に申請しなければならないのです。
青色申告は簿記や会計の知識が必要になります。知識や経験のない方は相当苦労するのですが、それでも青色申告にするのは白色申告と比べて控除額が大きいからです。
売上から諸経費を引いた金額が課税対象となります。この課税対象額を計算する際、青色申告であれば65万円を引くことができ、白色申告の場合と比較して支払う税金が安くなります。できるだけ税金を安くしたい！と考えている方は青色申告がおすすめです。
帳簿づけが面倒な方は、手数料はかかりますが、税理士に委託するのもひとつの方法です。会計のプロである税理士に頼めば安心ですし、手数料を払っても税金が安くなるのでプラスになります。
税理士に頼むほどの収入はない！けど自分ひとりで青色申告を行うのは不安！という方は会計ソフトを使うことをおすすめします。
最近はどのソフトも、会計や簿記の知識がなくても扱えるようになっています。一度、ソフトの使い方をマスターしてしまえば、来年以降も自分ひとりで申告作業をすることができるので経済的です。